残り物には福がある!
というわけでして、本日は残りカスで作るゆずピールをご紹介したいと思います。
料理を作る時に出る野菜のクズなど、いつもなら捨ててしまうところを捨てずにきんぴらやスープに、漬物に、いろんな料理に使いまわしをすることで捨てるものがちょっとしたご馳走や、ご飯の一品になります。
今回のゆずピールもいつもなら捨ててしまう、柚子ジュースを作った残りカス。
いつもなら捨ててしまいがちですが、美味しいゆずピールが簡単にできるのでとてもオススメです。
残り物で作る簡単ゆずピール
柚子の発酵ジュース、季節のジュースを子供にも飲ませてあげられるし、柚子の大量消費にも一役買います
柚子の発酵ジュースについてはこちらから
ゆずピール作りが簡単というわけは?
生の柚子から柚子ピールを作る場合、水に浸けて、茹でこぼしを何回かして、砂糖で煮て、と少し手間がかかります。それでも美味しいので時期になれば作ってしまいますが、
このジュースの残りカスで作る場合、茹でこぼす、砂糖で煮る、などの作業がいりません。
それは、もうジュースを作る段階で砂糖漬けになっているからです。
あとは、水でコトコト炊いて、干して砂糖をつければ出来上がりです。
出来上がりの差については、柚子の皮を茹でこぼすこぼしてない分、仕上がりが少し固めかな、という印象ですが大した問題ではありません。
失敗から出来上がった柚子ピール
実は、当初ジュースの残りカスでジャムだけを作る予定でした。
ですので今回は身も皮も一緒に水で煮たのですが
柚子ピールを作る場合、皮と身と分けて別々に水で煮るのが良いと思います。
皮も一緒にジャムにするには皮は小さく刻んだ方がいいかもしれません。
柚子ピールの作り方
まずは、柚子の発酵ジュースをザルで濾します。
残った皮を使います。身は身でジャムにします。
作り方はとても簡単。
身と皮とそれぞれにかぶるくらいの水を加えて弱火でコトコトと煮ていきます。
身はこんな感じで煮詰まっていきます。火を止めて覚ましたら完全にジャムです。ちなみに、ジュースに一緒に入れた米麹も一緒に煮ます。なんの違和感もなく、ジャムとして食べられます。
柚子の皮も砂糖漬けになっている分焦げやすいので
水が少なくなって柔らかくなったらバットなどに取り出します
後は、暖房の下などに置いて乾かすだけ
ある程度、手につかなくなったら大きさを半分に切ってグラニュー糖をひとつづつつけていきます。
以前ここで手抜きをしてビニール袋に入れて、グラニューも入れて一緒に振ってつけようとしたらとんでもなくグラニュー糖を必要としました
ですので、ここは面倒でも一つずつ手でつけることをオススメします。
グラニュー糖をつける前の柚子の皮がしっかり乾いていなかったら、グラニュー糖を付けた後また湿ってきます
こんな感じ。
でもこれは失敗したわけではないので大丈夫です。
また、このまま乾かします。
乾いたらもう一度グラニュー糖をつけて完成です。
まとめ
柚子ピール、いかがでしたか?水で煮て乾かすだけ。
何に時間がかかるかといえば、やはり乾燥させる事ですね。でもこれは普通に柚子ピールを作る場合でも同じなので、暖房の下などに置いてほかっておいて、気がつけば裏返すくらいのゆるさで大丈夫です。
料理を作るものにとって、捨てるものを捨てずに使い回せたら、一種の達成感と、自己満足に浸れると思います。時間に追われる毎日、いつもは無理でも余裕が有れば捨るところゼロを目指したいと思います。