魚のつけあげは家族が好きだからよく作る
つけあげを作るときに考えるのが野菜の具
時間がないときや、野菜が無いときには簡単に玉ネギだけですます
有り難いことに、この時期父の畑では空豆が沢山収穫できる
空豆は大好きなので一年、この時期をとても楽しみにしている
だから最近のつけあげの具は空豆だ
空豆をこれでもかというくらい沢山入れて作る空豆だらけのつけあげはとても美味しい
空豆のホクホク感と甘みがつけあげに最高に合うのだ!
空豆は買ったら高いから今だけのとても贅沢なつけあげなのだ
作り方は何の魚でも良いが魚の身をフードプロセッサーに入れて酒と塩を入れ、なめらかになるまでまわす
そしてみりん、砂糖、薄口醤油、マヨネーズ、サラダ油、片栗粉を適当に入れて更になめらかになるまで回す
沸騰したお湯に少し入れて味を確かめる
味が決まれば玉ネギのみじん切りと大葉の千切りたっぷりの空豆を投入
ゴムベラで混ぜる
結構たっぷり入れても最後の方では空豆が足りなくなってしまう
手を水につけながらつけあげを丸く整形して低めの油でじっくり揚げる
油で揚げている時のこのプックリとした姿が何とも愛らしくて好きだ
空豆は多少油でじっくり揚げてもキレイな緑色を保ってくれるので最高だ
今回は沢山作って実家と友達にお裾分けした
そしてつけあげが余ったら、煮付けにして食べるのが好きだ
冷蔵庫に茄子と人参があるので一緒に煮付けにしよう
つけあげを炊くときは、つけあげから良い出しが出るので出し要らずで簡単にできる
鍋に水とみりん、薄口醤油を入れて火にかける
沸騰したら具をすべて入れ、おい鰹に一掴みの鰹節を入れ、落し蓋の代わりにアルミ箔を上にかぶせ弱火でグツグツと炊く
茄子は炊くと色が悪いが出しを吸ってとても美味しいので好きだ
すぐに食べるより一晩置いたほうが味がしみて最高だ
そして今日のご馳走は母から貰った鳥の軟骨と野菜の煮付けだ
母の作る野菜の煮付けは味がとても優しくて大好きだ
悔しいが中々母のように優しい味が出せない
空豆も皮ごと食べられるくらい柔らかくなっている
母は鳥軟骨が好きでよく使う
唐揚げで食べることはしないがカレーには必ず入っているし、こうして煮付けにもする
鳥軟骨の煮付けはコリコリとして決して固くなく、味も染みるしかなり美味しい
母の煮付けを食べるととても体に染みるのだ
後は地元にある橋本商店のサバのみりん干し
橋本商店の干物はどれもとても美味しい
このサバのみりん干しなんかはご飯が何杯あっても足りないくらい旨い!
後はカマスのつみれの味噌汁と姫サザエの煮付けで
今日もご馳走さまでした