ダンナが“アコウのアラがあるよ“とウハウハ言いながら帰って来た
“これすごく脂がのっていたから絶対美味しいと思う“と言いながらいつもは魚を冷蔵庫に入れるのに今日はまな板の上に出してきた
よほど食べたいらしい
せっかくだから存分に味わいたい
それで、アコウの身もアコウからでる出しも味わえるにゅうめんにすることにした
昨日はソーメンだったけどいいか
アコウに少し塩をふり15分くらい置いたのち熱湯をかけて水に落とす
そしてスプーンでアコウのびっちり付いているうろこを取りキレイにする
キレイにしたアコウ、何だかつるつるてんで恥ずかしいなあ
でもここまで出来たら後は煮るだけ
昨日のカワハギの酒蒸しで出た汁を取ってあったのでそれを鍋に入れて足りない分の水を入れ、酒も少しいれる
そこに先程のキレイになったアコウを入れ火にかける
沸騰したら弱火にし、アコウに火が入るまで10分~15分煮る
煮えたら塩と薄口醤油で味をつける
後はソーメンを湯がいて入れるだけ
ソーメンを入れると味が薄まるので入れる前にこの出しで、湯がいたソーメンをさっと洗うか強めに味をつけておくかをおすすめする
さあ、食べよう!
真っ先に箸をつけたダンナ
出しが美味しいのは言うまでもなく、アコウの皮のちゅるちゅるがたまらない!子供も旨いと言って私と皮の取り合いに
4才児がアラの骨をしゃぶりながら皮を食べている!
そしてダンナはと言うと“思ったほどでもなかった、昨日のカワハギのほうが美味しかった“などと言っていた
身はほとんど子供に、ソーメンはほとんどダンナに食べられたので私は汁を飲み干した
ごちそうさまでした
そして今子供が異様にはまっているのが魚の煮付けだ
この煮付けの汁をご飯にかけて食べるのが大好きで毎日“魚のお汁のぶん作ってくれた?“と半ば脅迫的に聞いてくる
勿論毎日は作れない
しかし今日はカレイがある、子供の笑顔が見れるな
カレイに切り込みを入れて霜降りをする(熱湯をかけて水に落とす)
合わせた煮汁を沸騰させてカレイを入れて落し蓋をし15分~20分炊く
いつもは適当に煮汁を作るのが今日は分量を計ろうと思い慣れないことをしたらかなり煮汁が多くなってしまった
結局煮汁の分量は図れず煮汁がちゃぷちゃぷしている…身も煮汁が多いものだから少しパサついている
慣れないことはするものじゃないな
まあ、煮汁が沢山あって子供が喜びそうだからいいや
子供たちはこの汁を雑炊か!というくらいかけてご飯を食べていた