ちょうど潮干狩りの時期にニュースで貝毒のことが取り沙汰されて以来なんとなくスーパーでアサリを買うことをためらっていた
こちらのアサリは関係ないと分かってはいたが…
そして昨日、ダンナがアサリが余ったからとアサリをもって帰ってきてくれた 魚屋ではいつも完売でアサリがよく売れているそうだ
ニュースを気にしているのはどうやら私だけのようだ
アサリの美味しい時期にアサリを食べないなんて何て勿体ないことをしてしまったんだ!
久々のアサリに興奮した私…何して食べよう?
久々のアサリはやはりしゃれたものではなくしみじみと美味しさを噛み締めれる定番の貝汁だな!
このアサリ、有り難いことに砂抜き済みらしい
さっそく料理に取りかかろう!
先ずはアサリを両手で貝をこすり合わせながら水で洗い汚れを取る
鍋に水と酒、昆布と貝を入れて火にかける
沸騰直前に火を弱め口を開いた貝を取りだしざるに上げる
出てきた灰汁はこまめに取る
すごく良い出しが出てる‼
この昆布は頂き物で羅臼昆布のはしっこのヒラヒラの部分
良い昆布ではなくても昆布をひとかけ入れるとまるで魔法のように旨味が何倍にも倍増する‼
以前、アサリだけで汁を作るとなにか物足りないのだ
そう、旨味が足りないのだ
それではしみじみとしたアサリ汁にはならないのだ!
やはり昆布は料理には欠かせない素晴らしいものだ
昆布を取りだし塩と薄口醤油で味をつける
ウフフ、ため息が出るほど美味しい…自画自賛…
貝がもう少しあるので父に貰ったキャベツと一緒にバター焼き
私はこれにパスタを絡めて食べたいのだが、子供がこの汁をむしろご飯にかけて食べるのが好きなためパスタに出来ない…
これもとても簡単だ
フライパンにキャベツを手でちぎって入れ、上にアサリを置く
酒、みりん、醤油を上からチョロチョロっとかけて蓋をして火にかける
ちょうどアサリの口が開いた頃キャベツもしんなりとして食べ頃になっている
アサリの口が開いたらバターを入れて混ぜブラックペッパーを振る
味を見て調整する
次は、アサリの貝汁の汁を使って二品ほど
これは細うどんくらいの刺し身コンニャクだ
先日、広島の湯来温泉に行って見つけて買った
コンニャクが特産らしい
普通にめんつゆで食べたくて、ちょうどアサリ汁があったのでそれから少し汁を取り
みりんと薄口醤油を4・1・1の割合で入れて砂糖を少し入れ、沸騰直前に鰹節を適当に入れ、火を止める
アサリの味が効いてるという訳ではなく普通のめんつゆだが上々のめんつゆだ
大人はカラシをつけて、子供には生姜汁を入れていただいた
最後は残った貝汁を入れてフキを炊いた
この度はアサリで沢山美味しい思いが出来た
アサリの身はほとんど子供とダンナに食べられ、食べれたのはたったの3個…
母親というのはこんなものなんだろうな
でも家族のムシャムシャと必死で食べる顔が見れたから良しとするか