これ炊いたら美味しいらしいよ、とダンナがタイの腸をもって帰ってきた
腸をみた瞬間、また面倒くさいものをもって帰ってきたと思ったが今日放置するとずっと放置して結局腐らせそうなので一念発起し、もつ煮を作ることにした
聞けばこれは10キロ程の大きい天然タイの腸なのだそう
10キロ…と言われても私はどのくらいの大きさなのか想像できない
するとダンナが両手を広げてこれくらいと言った
それはかなり大きいな!そんな大きさのタイの腸なんか先ず食べれることはないから頑張って下準備をすることにした
さて、私はタイの腸を料理するなんて初めてなのでどうしようと考えた
とりあえず汚れをとらなければいけないと思いさっと湯に通しって汚れを取ることにした
この写真はさっと湯に通したものだがご覧の通り洗っても洗っても腸の中から白いねばっこい物が出てくる
これはもしかすると旨味で残しておいたほうがいいのかも知れないが何だか気持ち悪かったので全て洗い流した
お陰で排水溝のストッキングタイプのゴミ袋がすぐに詰まってしまい何度も捨ててやり直した
キレイに洗ったら今度はしっかり目に湯がいた
しっかり湯がいてびっくり仰天!湯で汁がまっ黄色になった!なんで‼
それはさておき、しっかり湯がいたらだんだんと美味しそうなもつになってきた さあ、炊こう
煮汁は水、酒、みりん、砂糖と醤油
煮立たせてもつを入れてグツグツと炊いていった
途中生姜も入れて煮汁が少なくなるまで
煮汁が無くなってきたら艶も出て来て何とも美味しそうなもつ煮になってくれた
苦労してせっかく炊いたもつなので器は私の大事にしている骨董屋で買った蓋つきの器に盛り付けよう
青磁の器に盛りつけただけで何だか美味しそうに見えてきた!
食べるともつはコリっコリ、臭みもなく中々おつな酒の友に仕上がっていた
下処理が大変な分報われた気分だ
そしてダンナは、この鯛位の大きさのヒラメの肝をソテーしたら旨いらしいよと言う
そりゃ美味しいだろう、想像しただけでよだれが出そうになる
でも当分内蔵系は遠慮したい…作るのに物凄くパワーがいるから